グランドチャンピオンは毎年6月下旬に開催されるSG(スペシャルグレード)の競艇レースになります。
2019年のグランドチャンピオンの日程や開催地に出場資格、またグランドチャンピオンの歴史や過去の優勝者もまとめてみました。
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2019競艇SG&PG1競走の日程と開催地まとめ
いよいよ2019年になり、競艇でもSG競走についての情報が発表されてきました。 ここでは2019年競艇SG競走の日程や開催地、また出場資格についてもまとめていきます。 SG競艇予想で本当に稼げるのはコ ...
グランドチャンピオンとは
グランドチャンピオンは、通称「グラチャン」と呼ばれる競艇最高峰のレース、SG競走のひとつです。
1991年(平成3年)に第1回大会が開催され、開催当初の正式名称は「グランドチャンピオン決定戦競走」でしたが、2014年より決定戦がはずされ「グランドチャンピオン」になりました。
グランドチャンピオンはSG競走出場者でないと出場できないレースとなるので、グランドチャンピオンでSG初出場はあり得ません。
開催の歴史としては、1991年(平成3年)にモーターボート競争法制度40周年を記念して創設された大会で、2001年(平成13年)の第11回大会で寺田千恵選手が女子ボートレーサーで初めてSG競走の優勝戦進出を決めて、結果は5着ながらも話題を集めました。
グランドチャンピオン出場資格は
グランドチャンピオンの出場資格は下記の通りになります。
- 前年度グランドチャンピオン優勝者(優先出場)
- 前年の賞金王決定戦の優勝戦出場者(優先出場)
- 本年ボートレースオールスター優勝者(優先出場)
- 前年4月から本年3月に開催されたSG優勝戦完走者と予選得点上位者
優先出場選手以外は開催年前期A1級であることと、160走以上の出走回数が必要になります。
予選得点に関しては、得点率ではなく「合計得点」の上位者になるので、期間中のSGにより多く出場しているボートレーサーが有利になります。
グランドチャンピオン2019年の開催地と日程は
2019年のグランドチャンピオンの開催地と日程について調べてみました。
日程:2019年6月18日~6月23日(6日間)
開催地:ボートレース多摩川
グランドチャンピオン優勝賞金は
ボートレースオールスターの優勝賞金は2700万円です。
グランドチャンピオン過去の優勝選手と開催場
過去10年分のグランドチャンピオンの優勝選手と開催されたボートレース場を紹介します。
開催年/回数 | 開催場 | 優勝者 | 登録番号 | 年齢 | 枠番 | コース | 決まり手 |
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2018年/28回 | 徳山 | 白井英治 | 3897 | 41 | 1 | 1 | 逃げ |
2017年/27回 | 鳴門 | 石野貴之 | 4168 | 35 | 1 | 1 | 逃げ |
2016年/26回 | 蒲郡 | 山崎智也 | 3622 | 42 | 3 | 4 | まくり |
2015年/25回 | 宮島 | 山崎智也 | 3622 | 41 | 1 | 1 | 逃げ |
2014年/24回 | 浜名湖 | 菊地孝平 | 3960 | 35 | 4 | 4 | まくり |
2013年/23回 | 常滑 | 太田和美 | 3557 | 40 | 1 | 1 | 逃げ |
2012年/22回 | 芦屋 | 太田和美 | 3557 | 39 | 2 | 2 | 差し |
2011年/21回 | 児島 | 瓜生正義 | 3783 | 35 | 2 | 2 | まくり |
2010年/20回 | 大村 | 湯川浩司 | 4044 | 30 | 1 | 1 | 逃げ |
2009年/19回 | 戸田 | 今垣光太郎 | 3388 | 39 | 4 | 4 | まくり |
グランドチャンピオンの過去10年の優勝選手は、山崎智也選手と太田和美選手が2度ずつ優勝しています。
1コースからのイン逃げの割合は50%で、まくりや差しで優勝する確率も高いのが特徴ですね。
グランドチャンピオンまとめ
今回の記事では「グランドチャンピオン」に関して、詳しく調べてみましたが、過去1年間のSG出場選手でない限り、グラチャンに出れないという事から活躍しているボートレーサーの戦いであることがわかります。
2019年のグランドチャンピオンは、2019年6月18日~6月23日の日程で「ボートレース多摩川」で開催されますが、はたしてどの選手がグランドチャンピオンの栄光を獲得するのでしょうか。